糖尿病と深い関係があるHbA1c
リスクがある75gOGTT
「75gOGTT」が有効とはいえ、この検査を誰でもやった方がよいというわけではありません。自覚症状から考えて高血糖が明らかな人に「75gOGTT」を行うと、さらに高血糖を引き起こすリスクがあります。「75gOGTT」は、注意が必要な診断でもあるのです。
早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上、あるいは75gOGTT2時間値が200mg/dL以上、又は随時血糖値が200mg/dL以上だと糖尿病型と診断されます。これにプラスHbA1c(JDS値)が6.1%以上になると、糖尿病と診断されることになります。
このHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)は、糖尿病と深い関係があります。ヘモグロビンは、赤血球に含まれるたんぱく質の一種で、酸素と結合し、全身に酸素を送る役割を果たしています。
高血糖が続くと、血管内の余分なブドウ糖がヘモグロビン(Hb)と結合してしまいます。赤血球の寿命は4ヶ月ほどですから、ここ1~2ヶ月の血糖の状態がHbA1cで判明します。
血糖値検査前日のみ食事などに注意していても、HbA1cで不摂生がばれてしまうのですね。HbA1cの正常値は4.3~5.8%です。糖尿病はひとつの検査だけでなく、これらの検査を行って総合的に判断して行きます。
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