血糖値は自己管理する方がよい

血糖値測定器を個人で所有して使っていると、自分の血糖値の異常に気づきやすくなります。また、高い数値がでたら何が原因か考えることもできます。

血糖値は、そもそもストレスなどによっても変化するデリケートなものです。自分が気づいている体調だけでなく、影響されている様々な状況や環境についても考えるきっかけとなるものです。

また、一般的にも、どのような時に血糖値が上がるのかを知ることも大切です。食後は、当然血糖値が上がりますが、血糖値のちがいというのは食事の前後だけではありません。

血糖値は、眠っている間は低くなりますが、目覚める頃になると高くなります。ですので、寝る前と朝起きてからとでは、大抵は朝の方が高くなっています。

また、運動によっても血糖値は変化します。適度な運動は血糖値を下げてくれますが、激しい運動は逆に血糖値を上げてしまうこともあります。

糖尿病の方の運動療法で朝晩のウォーキングは極一般的です。無理は禁物ですけど、血糖値を下げるためにはウォーキングはとてもよい習慣です。

せっかく血糖値を下げようとして運動を始めても、逆効果になってしまっては意味がありません。もし、運動で血糖値が上がるようなら運動の質や量を見直す必要があります。

ただ、原因がわからないのに血糖値が上がるようなら、病院で相談することも大切です。

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